ようやく涼しくなった2024年の10月下旬にオダックス近畿が主催するBRM1026近畿200km丹波篠山に参加した。兵庫県篠山市のJR篠山口駅前をスタートし歴史ある市街地を巡るルートで、中間地点はそばで有名な豊岡市出石になる。土地勘は全く無く終日曇り空で方位もわからずガーミンのナビが頼りだった。
自宅から車で移動し5時過ぎに篠山口駅近くのコインパーキングに駐車してスタート地点に向かう。駐車料金は200円と格安で、駐車マスの番号が書かれたBOXに料金を入れる利用者を信用して成り立つ収取方法だった。5時30分からの受付、45分からのブリーフィングを済ませて6時頃にスタート。20人ぐらいが集まっている。
駅を発ち早朝の空気が漂う篠山の城下町を抜けて北に向かう。標高差250m程の最初の峠で早速汗をかき、ピークに設定されたPC1を7時前に通過する。PC1からは降りが続き京都府に入り綾部市のグンゼ記念館に設定されたPC2を8時過ぎに通過する。
綾部からは福知山方面に進み市街地を迂回して国道9号に合流する。車の量が多くなり国道沿いのコンビニでおにぎりとドリンクを補給して小休止する。国道9号は2017年と2018年の400kmのブルベで走行したが、夜だったこともあり見覚えがない。後から気がついたが、休憩したコンビニは尾灯を後輪に巻き込みホイールを歪ませてDNFして輪行した2017年の400kmブルベの際に乗車した上川口駅の近くだった。
福知山から出石へ抜ける国道426号のトンネルを抜けた後の緩やかな長い下りがありがたく、逆から登坂した2017年に苦労した記憶を少し取り戻す。出石の市街地には10時半ごろ到着し、PC3の辰鼓楼を写真に収める。賑わう市街地の蕎麦屋で11時頃に出石そばの昼食を摂る。
出石で折り返し円山川沿いに南進する。養父、朝来を経由し、PC4の山の神公園を13時半ごろに通過し、多々良ダム、青倉神社への急な登りに入る。ガーミンに18%と表示されるコンクリート舗装区間など、いつまで続くのか先が解らない道を、ところどころに押し歩きを挟み何とか登坂を終える。狭隘で勾配が急な降りを慎重に進み黒川ダム直下の黒川温泉へ。さらに丹波市境の青垣峠もすれちがい困難な場所が多い狭隘な区間で注意が必要だった。
PC5のたんば黎明館を16時前に通過し、過ぎたところのコンビニでアイスとドリンクを補給する。夕方になって交通量の増えた国道176号線を辿ってゴールに着いたのは17時前だった。暗くなる前にゴール受付を終了し失礼する。主催のオダックス近畿の片山さんに感謝。