2017 BRM603神奈川 興津600 (反時計回り) (1/2)

2017 BRM603神奈川 興津600 (反時計回り) (1/2)

小野酒造店 (塩尻市小野にある造り酒屋)

小野酒造店 (塩尻市小野にある造り酒屋)

2017年の最初の600kmブルベは、 2015年に初めて600kmを完走した、 AJ神奈川主催の興津600 (反時計回り) にエントリー。 静岡市清水の駿河健康ランドを6時にスタートし、 山梨、 松本、 新城、 御前崎を回って一周する、 2016年から歴史ある時計回りのコースの反対周りとして新たに設けられたブルベ。

今回は前泊のため前日の19時頃に駿河健康ランドに到着する。 2年ぶりの塩っぱい温泉に浸かり、 湯上りに館内の蕎麦屋で夕飯を食べ、 早々に10時前には就寝する。

翌日は4時過ぎに起床。 購入していたパンを食べ、 サイクルジャージに着替える。 スタート時の服装は、 ノンスリーブのインナーに半袖ジャージ、 ショートのビブショーツ、 ハーフフィンガーのグローブ。 加えて日焼け止めを顔に塗る。

5時過ぎに駐車場に降りて、 車の中に入れておいた自転車を組み立てる。 夜間走行に備え、 フロントライトはVolt800とGentosにヘルメットライトの3灯とし、 リアも左右のシートステイ、 ヘルメットに1灯づつの3灯体制。 サドルバックはTimbuk2Sonoma Seat Pack。 2016年の600kmブルベで使用したが、 リアタイヤと干渉し穴が空いてしまったため眠らせていたが、 携行物が増えたので復活させる。 タイヤと接触しないようにベルトを追加して引っ張り上げて装着する。 トップチューブバックにはモバイルバッテリーとスマホを入れる。

主な携行物は、 工具一式、 インフレーター、 チューブ×2、 輪行袋、 長袖インナー、 レッグカバー、 ウィンドブレーカー、 レインウェア (上)、 カメラ、交 換用サングラスレンズ (イエロー)、 ドリンクボトル×2、 モバイルバッテリー、 日焼け止め、 ワセリン、 手ぬぐいなど。 Timbuk2のサドルバックは大きいので余裕で収められる。

スタート 〜 PC1

5時30分からフィットネスルームでブリーフィングが行われ、 5時50分頃から検車が始まり東西に分かれてスタートする。 ガーミンを検車前の5時52分に起動する。 今回は時計回りの参加者が圧倒的に多く、 反時計回りは10数名ほどしか参加していない。

海沿いに国道1号の自転車歩行者道を進み、 由比の市街地を抜ける。 しばらくは他の参加者とトレインを組みつつ進むが、 富士川沿いの県道9号に入るとトレインは崩壊し、 それぞれのペースに落ち着く。 富士川を何度か渡り、 小さなアップダウンを繰り返し、 身延線の列車を見つつ北上し、 最初のPCのセブンイレブン富士川鰍沢口店に9時過ぎに到着する。 ここでは4名の参加者が前後して到着。 反時計回りは参加者が少なくPCも寂しい。

興津600 は駿河健康ランドから始まる

興津600 は駿河健康ランドから始まる

富士山を正面に国道1号の歩道を進む

富士山を正面に国道1号の歩道を進む

由比の街中

由比の街中

富士川沿いに出ると富士山が大きくなる

富士川沿いに出ると富士山が大きくなる

山梨県に突入

山梨県に突入

天気はとても良い

天気はとても良い

PC1

PC1

PC1 〜 PC2

おにぎりとスポーツドリンクを補給してPC1を出発する。 気温はそれほど高くないが日射がきつく感想しているので水分補給は充分に行う。

富士川を渡り、 韮崎に向けて北上を続ける。 県道42号から交通量の少ない県道12号に入ると八ヶ岳が見え始める。 後方には富士山を望み、 適度なアップダウンが続く快適な山麓道路。 国道42号に合流すると交通量が格段に増え、 気が抜けないライドが続く。 白州の付近で先行するランドヌールをパスするが、 このひとが最後に会った反時計回りの参加者だった。 富士見峠に向けた長くなだらかなヒルクライムを続け、 峠からは諏訪湖に向けたダウンヒル。 湖手前の茅野市にあるコンビニで昼食休憩をとる。 12時過ぎに到着し、 スパゲティ、 抹茶わらびケーキ、 アイスを食べ、 スポーツドリンクを補給する。

PC1を出発し、県道12号を進む

PC1を出発し、県道12号を進む

富士山を背に受けて進む

富士山を背に受けて進む

八ヶ岳を望む

八ヶ岳を望む

国道20号に合流

国道20号に合流

南アルプス

南アルプス

サントリー白州工場

サントリー白州工場

長野県に突入

長野県に突入

富士見峠を越える

富士見峠を越える

補給後は諏訪湖南岸から岡谷市を回って塩尻峠をヒルクライム。 岡谷側は距離は短いが勾配はきつい。 峠から塩尻側は長い快適なダウンヒルで足を休めつつ距離を稼いでいく。 国道19号、 20号、 153号の交差する高出交差点からは交通量が多く我慢のライド。 渋滞している車列の横を慎重に走り、 松本市を抜けて明科で犀川を渡り大町方面へ向かう。 交通量が格段に少なくなり、 北アルプスを眺める余裕ができてくると、 15時過ぎにPC2のセブンイレブン信濃池田会染店に到着する。

諏訪大社に立ち寄り

諏訪大社に立ち寄り

諏訪湖に出た。 これから塩尻峠を越える。

諏訪湖に出た。 これから塩尻峠を越える。

塩尻峠の気温は19度。 それどほ高くはない

塩尻峠の気温は19度。 それどほ高くはない

塩尻峠を越える

塩尻峠を越える

高出交差点

高出交差点

松本の市街地を抜ける

松本の市街地を抜ける

犀川河畔を進む

犀川河畔を進む

PC2から北アルプスを望む

PC2から北アルプスを望む

PC2 〜 阿南

PC2ではプリンとグレープフルーツジュースを補給する。 20分ほど滞在するが誰にも会えずに出発。 高瀬川を渡って、 安曇野を南北に走るアルプスグリーン道路に入る。 この区間も交通量は多いが道幅はあまり広くない。 松本盆地は北風が吹いており、 追い風を受けて塩尻市に向けて快調に進む。

塩尻市からは国道153号に入り、 太平洋と日本海の分水嶺である善知鳥峠を越えると天竜川流域。 伊那谷にも北風が吹いており、 引き続き追い風を受けながら辰野、 伊那、 駒ヶ根と南進を続けると日没になる。 駒ヶ根市内でファミレスに寄り損ねたので、 暗闇の中を次のファミレスポイントの飯田に向けて進むと、 300kmを過ぎたあたりで最初の時計回りの参加者とすれ違う。 これ以降、 すれ違うたびに声をかけたりベルを鳴らしたりしてエールを交換した。

安曇野の空は美しい

安曇野の空は美しい

松本平

松本平

アルプスグリーン道路

アルプスグリーン道路

塩尻駅前

塩尻駅前

塩尻市街地を進む

塩尻市街地を進む

善知鳥峠を越える

善知鳥峠を越える

夜明け前 (造り酒屋)

夜明け前 (造り酒屋)

沢渡から伊那市街地

沢渡から伊那市街地

薄暮の中央アルプス

薄暮の中央アルプス

田切駅に停まる飯田線

田切駅に停まる飯田線

飯田市内のファミレスで夕食休憩をとる。 熱い鍋焼きうどんなどの食事をとりながら80分ほど休憩し、 ヘルメットライトの装着、 サングラスのレンズの交換、 長袖インナーとレッグウォーマーへの着替えなどを行い、 冷え込む夜への体制を整えてからリスタート。 阿南町にある道の駅信州新野千石平を本日の目的地として飯田市街地を後にする。

アップダウンを繰り返して徐々に標高を上げていき、 阿南町にある長野県内最後のコンビニでコーヒーとスポーツドリンクを補給。 滞在中の3名の時計回り参加者と情報を交換し合うが、 海岸線沿いは向かい風が強くで苦労したらしく、 ここですでに足切りラインの15km/hのペースになってしまったらしい。

この最後のコンビニから阿南の集落を抜けると、 新野の道の駅までは非常に寂しいヒルクライム区間。 ループ区間もあるキツイ登りを1時間ほどかけて進み、 0時半ごろに道の駅信州新野千石平に到着。 交通情報提供コーナーにベンチがあったので、 ウィンドブレーカーとレインウェアを重ね着し、 さらに輪行袋をシュラフがわりにして横になって体を休める。 ガーミンの記録では屋外の気温が7度だったところ、 休んだ室内は15度もあった。

新野の道の駅に向かう

新野の道の駅に向かう

寂しいトンネルが多い

寂しいトンネルが多い

ベンチがあったので占用させてもらおう

ベンチがあったので占用させてもらおう

 

2/2に続く

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