2024年シーズン最初のブルベの参加は6月とだいぶ遅かった。今回は初めてAJ広島主催のブルベに参加。岡山をスタートして松山に向かう片道コースで、しまなみ海道を通過する。200km以上走るのも10か月ぶりで体力を少し心配していた。
転居によりブルベへのアクセスが若干悪くなり、自宅から岡山市までは車で3時間弱。5時過ぎに駅前のコインパーキングに車を駐めてスタート地点の石山公園に向かう。
ブリーフィングを終えてほぼ定刻の6時にスタート。土地勘の全く無いコースなのでガーミンのナビを頼りに進む。岡山市街地は信号の接続が悪く赤信号に捕まりやすいが、倉敷を過ぎて郊外になるとペースが落ち着いてくる。
通過チェックのコンビニに8時ごろ到着し補給を済ませて出発する。広大な笠岡の干拓地、JFEの製鉄所を通ると瀬戸内海が見え始める。戸崎港から渡し船で向島に渡りしまなみ海道に入る。
島々を繋ぐ橋へのアクセス路の勾配は上限が3度に抑えられているので上りやすい。多くのサイクリストと一緒に橋上に達すると雄大な景色が眼下に広がり人気のコースというのも納得できる。各島にカフェなども多くて休憩、補給も容易なので、ゆっくりと周遊すると楽しいだろう。電動アシスト付きのレンタルサイクルが多いが、クロスバイクタイプのE-bikeは楽しそう。
生口島のPC1には11時30分ごろ到着。ドリンクとサンドイッチを補給し、AJ広島の主幹の方とお話ししてから出発。だいぶ暑くなってきた。
来島海峡を渡り四国に上陸するが自転車で走るのはじめて。松山方面に向かうが交通量は結構多い。途中で空腹になりコンビニで補給する。二つ目の通過チェックの道の駅風和里を16時前に通過し、道後温泉の前を通って松山市内のコンビニに設定されたゴールに着いたのは17時前。アイスを補給して体を冷やす。
コンビニそばのEco宿みかんでゴール受付を済ませる。今回はAJ広島が呉から松山と岡山から松山の2コースを、AR四国が松山から松山までのブルベを同一日時に開催していたのでゴールも賑やかだった。
受付をご無礼して輪行で岡山に戻るため松山駅に移動するが不案内な市街地で少々迷う。松山から岡山までは特急を使うと3時間弱で約7000円。車内にスペースが無くて輪行袋を置くのに少々苦労した。
素晴らしいコースを設定しブルベを主催したAJ広島と共同開催のAR四国の皆さんに感謝。