Audax Japan神奈川主催のブルベ、BRM914神奈川400 八ヶ岳に参加。獲得標高約6000m。ハードなコースらしいので、SRAM climber’s kitを導入。11-32の軟派なカセットが効果を発揮するはず。
スタート
神奈川県松田町の十文字橋そばの河川敷がスタート地点。午前1時30分に自宅を出発し、途中のサービスエリアで仮眠を取りながら移動。新松田駅前のコインパーキングに駐車し、スタート地点には6時過ぎに到着。400kmともなると参加者は少なめ。6時30分頃からブリーフィングが始まり、検車後、6時45分頃からスタートが始まった。
スタート地点
BRM914神奈川400 (2014年9月14日)
スタート直後にあるトイレで用を足し、山中湖に向けて長い上りを走る。小山町に入ると富士山が見え始めるが、雲がかかっていた。富士登山のときに使った須走口の脇を抜けて、籠坂峠を越え、富士吉田市のコンビニで小休止。気温がだいぶ高くなってきた。
籠坂峠に向けて緩い上り坂を進む
BRM914神奈川400
(2014年9月14日)
籠坂峠
BRM914神奈川400
(2014年9月14日)
河口湖側からの富士山
BRM914神奈川400
(2014年9月14日)
富士山が見えて来たので写真をとりつつ、青木ヶ原を抜けて精進湖へ。国道358号線から県道35号線を通ってPC1のセブンイレブン甲斐市川大門西店に11時27分に到着。昼食休憩。25度ぐらいまで気温は上昇している。
ここから先も延々と緩い上り。交通量の少ない県道12号線から、車の多い国道20号線を信州に向かって走る。道の駅白州と富士見峠のコンビニで小休止をとりつつ、八ヶ岳エコーラインを経由してPC2のセブンイレブン茅野堀店には15時36分着。麦草峠に備えて補給を取る。
八ヶ岳が見えた
BRM914神奈川400
(2014年9月14日)
そばの花が満開
BRM914神奈川400
(2014年9月14日)
八ヶ岳の麓に近づく
BRM914神奈川400
(2014年9月14日)
麦草峠
麦草峠の頂上までは延々と上り。2時間15分かけて頂上に到着するがもう薄暮。気温も4度まで下がっている。峠の看板の前でウィンドブレーカー、レッグカバーを装着し、ライトを点灯してサングラスのレンズをイエローに交換する。
寒い麦草峠
BRM914神奈川400
(2014年9月14日)
凍えながら慎重に峠を下りPC3のセブンイレブン小海店に19時16分に到着。暖かい食べ物を補給するが寒くて震えが止まらない。40分ぐらい休憩した後に再スタート。ここからも30kmぐらいかけて700mの上り。寒さと疲れで写真を撮る気が全く無くなる。
だんだん交通量も減ってきて、国道141号から八ヶ岳高原ラインに入ると自動車にはほぼ出会わない。かわりに沿道の林からは動物の気配が。鹿の飛び出しに注意しながら走り、中央道小淵沢IC横にあるPC4のセブンイレブン小淵沢インター店に22時42分に到着。
パンケーキを補給して再スタート。次のPCまではほぼ下りが続きPC5には0時30分着。45kmを1時間半程で移動。
軽く補給をしてラスト100kmに入る。ここまでくると完走が見えてきて、午前6時頃にはゴールできると予測。ライトの電池を交換しひとりPCを発った。
DNF
再スタート後約15分、315km地点でバキッとという音とともにリアホイールにリアディレイラーが巻き込まれ、ディレイラーハンガーごとフレームエンドが切断。走れなくなってしまった。
幸いにも近くに身延線芦川駅があったのでそこまで滑走。電話でDNFを伝え、輪行袋に自転車を納め、無人の待合室で休みながら午前5時47分の富士行きの始発列車を待つ。富士、沼津、小田原で乗り換えて9時30分に新松田に到着。休日なので空いていて良かった。小田急線の鉄橋からゴール地点を見ると、ちょうどゴールした参加者がちらほらと見えた。
身延線芦川駅
BRM914神奈川400
(2014年9月14日)
エンドが半分ぐらいしか残っていない
BRM914神奈川400
(2014年9月14日)
折れたフレームエンド
