鹿児島からフェリーに自転車を載せて喜界島を一周(2/2) -2021-5-29

鹿児島からフェリーで喜界島を一周(1/2)からの続き

喜界島一周 2日目(その2)

昼食〜喜界島2周目

7時間ぐらいかけてゆっくりと時計回りに一周し、港近くにあるお寿司屋さんで昼食を摂る。醤油と味噌汁の塩分が体に心地よい。この辺りは湾という地名だが、港、空港、役場、病院、商店などが集まって市街地を形成している。スーパーマーケット、ドラッグストア、お弁当屋も見かけた。

午後は内陸の方に進路を向けて、まずは百之台に向けて標高を上げていく

午後は内陸の方に進路を向けて、まずは百之台に向けて標高を上げていく

喜界島最高標高地点があるポイント211。標高211mが名前になっているようだ

喜界島最高標高地点があるポイント211。標高211mが名前になっているようだ

百之台展望所からの眺め

この頃から雨粒が落ち始めるが路面がウェットになるほどでは無い。山を降って島の中央部にある鍾乳洞に行ってみる。

百之台は蝶が多いため警戒標識が立てられている

自由に入ることができるウチフヤグチ鍾乳洞。照明も灯されている。なお、クリートには確実に粘土が詰まる

自由に入ることができるウチフヤグチ鍾乳洞。照明も灯されている。なお、クリートには確実に土が詰まる

雨が降ってきたので途中にあった公園の東屋で雨宿りをする。レーダーでみるほど雨は強くなさそうなので、20分ほど休憩してから島の中央部を走るシュガーロードを経由して再び北端を目指す。

島の中央部から北に向かって伸びるシュガーロード

走っているうちに雨は上がり、喜界島北端を再度訪問する。もう午後も遅くなってきたので、麓から見える自衛隊のレーダー基地を経由してに市街地に戻り、島を離れる準備をしよう。

喜界島唯一の製糖工場

喜界島唯一の製糖工場

少し太陽が現れた

少し太陽が現れた

喜界空港に立ち寄ってみた。ターミナルはコンパクト

喜界空港に立ち寄ってみた。ターミナルはコンパクト

自衛隊基地は周りからほとんど見えず、入り口には撮影禁止の看板が建てられていた。記念撮影用を兼ねたサインがある基地もあるのだが、ここには無いようだ。

喜界島のお土産、夕食

夕方に近づき空腹にもなったので市街地に戻る。昼に見つけておいた喜界島おみやげセンターヨシカワにて島内で製造されたお土産を探す。黒糖焼酎、黒糖、島ドーナツ、タバスコ、マーマレードが良さそうだったのでデイバッグに入る範囲内で購入する。お店は食品、惣菜、お弁当、衣類などお土産以外の品物が充実しており、たくさんのお客さんが買い物をしていた。

夕食を摂れるお店をスマホで検索し、街をぐるぐると走ってお店の様子を覗いてみる。開いていな店が多かったが、ヨシカワのそばにある花のれんに行ってみるとちょうど開店したところだった。お酒を飲むつもりだったので本日のライドはここで終了。実質1周半ぐらいはしたと思うがガーミンの記録では、走行距離は100km、累積獲得標高は1000mをそれぞれ僅かに超えていた。百之台や高台にある自衛隊基地に加えて、いろいろな場所に立ち寄ったので獲得標高が蓄積されたようだ。

花のれんでは、ビール、黒糖焼酎とおすすめの料理を注文して夕食にする。焼酎も料理も美味しかったが、2合の焼酎は少し多かったようだ。

お土産を購入したお店(夕食後に撮影)

お土産を購入したお店(夕食後に撮影)

地元で取れたスマガツオの刺身

地元で取れたスマガツオの刺身

サクナーの天ぷらとヤギ肉の刺身。ヤギ肉は一度冷凍したもの

喜界島〜鹿児島

夕食後は暗くなった街中を自転車を押して徒歩で港まで移動し、輪行の準備をして復路のチケットを乗船券に引き換える。入港してきた21時喜界島発のフェリーあまみに乗船して出港を待つ。フェリーの船員さんは往路と同じ方たちだった。乗船客は往路よりも少なく10人ぐらいしかいない様だ。船内ではシャワー室で汗を流してサイクルジャージから着替えて、酒精と水分を補給した後に往路と同じ3階の二等船室で眠りにつく。

フェリーが入港してきた

フェリーが入港してきた

もうすぐ出港

もうすぐ出港

喜界島一周 最終日(3日目)

窓の外が明るくなり始め、6時頃にモーニングコールを兼ねたアナウンスが流れて佐田岬を通過し錦江湾に入ったことを知る。到着準備をする船員さんと6月から輪行が無料になることなどを少しお話しし、お客さんを呼び込みたい会社の意向などを思う。鹿児島港には定刻より早い8時10分に入港し、船員さんに挨拶して船を降り、自転車を組み立てて港を後にする。

沖縄に向かう鹿児島航路と今回利用した鹿児島〜喜界〜知名航路の両方とも、下りは夕方に鹿児島を出港、上りは朝鹿児島に戻る時刻表を組んでいる。移動時間を睡眠に充てられ、島にも早朝から午前中にかけて到着するので時間を有効に活用できた。移動時間はかかるが費用は安く、自転車を輪行袋に放り込むだけでパッキングが容易なフェリーは、鹿児島の離島をサイクリングするための移動手段として優れていると思う。

桜島が見えてきた

桜島が見えてきた

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