2023BRM204千葉300(佐原)

2023年のブルベシーズンの2回目のエントリはAJ千葉主催のBRM204千葉300(佐原)。1月に参加したブルベと同じ袖ヶ浦海浜公園をスタート/ゴールとするコースで、2017年にも完走している。

まだ暗い5時半に車に自転車を積み込んで自宅を出発し、ブリーフィングの始まる少し前に袖ヶ浦海浜公園に到着。受付を済ませて6時半からのブリーフィングに参加する。心配されていた凍結や積雪は大丈夫のようだけれども、寒い。

ブリーフィングが終わったあとに車に戻って自転車を組み立て、第2ウェイブ組の車検を受けて7時過ぎにスタートする。

ブリーフィングが始まった

東京ドイツ村の横を抜ける

牛久駅に寄ってトイレ休憩

袖ヶ浦海浜公園から市役所の横を通る市道が最近開通したので福王台を越えるルートが変更され、走りやすくなった。通勤らしき車もしばらくすると少なくなり、前後の視界に出走者を収めながら淡々と東に向かって進む。牛久を過ぎるまでは土地勘があるけれども、そこから先はよくわからないので、ガーミンのナビを頼りに進む。6年前にも通っているのだけれども覚えていないところが多い。

土気のコンビニに設定されたPC1には9時過ぎに到着。AJ千葉のスタッフの方が出迎えてくれた。ここではプロテインバーを購入してPCを離れる。

乾いた下総台地を抜ける

ところどころで6年前の記憶が蘇るけれども全くの不案内な土地のためナビが頼り。下総台地上も基本的にフラットで、台地を降ればさらに平ら。淡々を北に向かって進み、12時前に佐原市内のコンビニに設定されたPC2に到着する。佐原市街地内は6年前とコースが変化していた。ここでもAJ千葉のスタッフの方が迎えてくれた。おにぎりを二つと麦茶を補給し、グローブを薄手のものに交換して出発。ここまで105kmを走行した。

利根川サイクリングロードに到着

銚子市街地を通過

単調な景色が続く利根川サイクリングロードは弱い向かい風でペースが上がらない。鹿島臨海工業地帯の煙突の煙も横に流れており、利根川の川面にはたくさんの水鳥が羽を休めている。行き交う自転車も少ないが、利根川と集落が離れているので散歩する人も殆ど見当たらない。人も来ないので補給できる施設も無い。

何も無くて快適なサイクリングロードは25kmほどで終わる。道路に復帰すると道沿いの建物が風を防ぐのか少し走りやすくなる。銚子に近づくと水気が当たり始め路面も少し濡れている。雨がふっていたようだ。

AJ千葉の方が迎えてくれる、犬吠埼にあるコンビニに設定されたPC3には14時ごろ到着。ここで半分の150kmとなる。アンパンを購入して出発。

折角なので犬吠埼に立ち寄る。写真には入っていないが観光客が多く賑わいがある

キャベツ畑の向こうに太平洋が広がる。地球が丸く見える丘展望台から

犬吠埼灯台に寄り、地球が丸く見える丘展望台に登り銚子を後にする。ドーバーラインのアップダウンを終えて、九十九里平野に降りると塩と魚の香りを案じるが、海はあまり見えない海岸線のフラットな道。ひたすら南に向かって距離を削る。

寒いのでトイレが近い。補給も不足しているようでいきなり足が重くなる。トイレ休憩の他に自販機休憩、コンビニ休憩でカロリーを補給する。九十九里平野を完走して国道128号に合流すると小さなアップダウンが出てくるようになる。20kmほど国道を走り19時前に最後のPC4、御宿のコンビニに到着する。ここでもAJ千葉のスタッフの方が出迎えてくれた。また、コンビニの方が駐車場の一角に日本酒ケースを使って椅子がわりに置いて頂いていた。とてもありがたい。

椅子に座って暖かなヌードルとおにぎりを補給し、気温が下がってきたのでレインウェアの上着を着込み、グローブを厚手のものに交換する。AJ千葉のスタッフさんとコンビニの方に御礼を伝えて一人出発し、最後の区間の房総丘陵に入る。

山の中で2名の前走者とウサギと狸を1匹ずつ抜いた。道沿いの茂みの中からは何やら賑やかな音が聞こえるが、寂しさがより深まる気がする。交通量は少ないので走りやすく、たまに来る対向車は前走者とすれ違っているのか慎重に走ってくれておりありがたい。穏やかな坂をいくつかやり過ごして小櫃川流域に入れば後は下りとフラットになる。心拍が落ち着くとあらためて寒さを感じるが、ガーミンの記録では山中の気温は0度まで下がっていたようだ。

22時前に袖ヶ浦海浜公園に到着した。ゴールの受付を済ませて記念メダルを購入しブルベカードを提出する。完走記念のまずい棒をいただき、スタッフの皆さんに御礼を述べて受付をご無礼する。

今回のブルベを主催いただいたAJ千葉の皆様に感謝します。

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