2015年のAJ神奈川主催の、BRM425神奈川400沼津あらため興津400、往路編に続き復路編。
PC3〜PC4
PC3のサークルK穂高有明店で30分ほど休憩し、19時頃に一人で再スタート。塩尻に向かっては若干登り基調だが追い風なので楽。参加者とすれ違う度にベルを鳴らして挨拶されるが、ベルを鳴らしにくいところに着けてしまったので手を上げて返礼。暗くて見えにくかっただろう。
1時間ほど進んで尾灯を確認すると一灯が消灯している。電池切れらしいのでコンビニに寄って電池を購入し3灯体制に戻す。広域農道からサラダ街道に左折した後、国道19号への進入で迷い、若干塩尻市内をさまよってからコースに復帰、塩尻峠に挑む。
塩尻側の方が標高差は大きいが、距離も長いので傾斜はそれほどきつくない。ゆるゆると40分ほどかけて峠を越えるとガーミンの温度計で気温4度とだいぶ寒い。岡谷側の下りをクリアしPC4のサークルK岡谷インター東店に21時40分頃到着。少し暖かい。この区間では他の参加者とは一度も会わず、PCで久しぶりに2人の先行者と合流するが、1名は入れ違いに出発。
PC4〜PC5
ドリンクを補充し、パンケーキとホットコーヒーで温まりながら15分ほど休憩し再スタート。iPhoneの充電が終わったのでモバイルバッテリーにガーミンを接続し、常時給電、バックライト点灯の状態にする。
ここから先、富士見峠を越えれば下りのタイムの稼げる区間となる。岡谷市街地を抜け、天竜川を渡った先の左カーブで路面の大きな穴に前後輪が突っ込み後輪をパンク。とっさのことで避けることができなかった。すぐ先の諏訪湖畔に公園があったので街灯の下に退避してチューブ交換。パンク箇所はよくわからなかった。初めてCO2ボンベを使うが一瞬で空気が入り感動する。
作業に25分ほどかけて再スタートするが、タイヤが若干ずれているようでタイヤ1周ごとに振動が発生、そのまま放置することにする。国道20号線に入り、坂室トンネルは主催者オススメの自転車歩行者道を走行し富士見峠の登りに入る。
諏訪側からの標高差は小さくすぐに峠を通過。ここから先は快適な下りが続くが、再び後輪がパンク。交差点にあった街灯の下で確認するとサイドカットしている。釜口水門の穴で傷がついていたのかもしれない。パークツールのタイヤブートでサイドカットの穴を塞ぎ、チューブの穴はパナレーサーのイージーパッチで塞いで携帯ポンプで空気を挿入。もう一本の予備のチューブとCO2ボンベは温存する。ポンプを外すたびにバルブのコアが一緒に外れてしまい数回空気を入れ直すことになってしまった。時々現れる下りを快調に飛ばす参加者たちを横目に、30分ぐらいかけて修理を終えて再スタート。パンク箇所が路面を踏む時に小さな振動が出るが、なんとかゴールまで持つことを期待。
0時を過ぎてさらに交通量が減る中、時々先行する参加者に遭遇しながら国道20号線から県道12号線に入り、PC5のセブンイレブン韮崎旭町店に1時20分頃に到着。数人の参加者が休憩している。
PC5〜ゴール
ドリンク、カップヌードルとおにぎりを補給するが、まだ空腹だったのでワッフルとコーヒーを追加。30分ほど休憩した後に再スタートするがここからも独行。周りには誰も見えない。
県道12号線を終えて国道52号線に入り、富士川沿いを下流に向かって進む。深夜なので車はほとんど通らず快適に走行。お尻が若干痛いが眠気は弱くひたすら進み続ける。国道52号線の途中で前方に参加者の赤い尾灯を見つける。富士川沿いの小さなアップダウンで近づいたり離れたりするものの追い付けず、そのうちに見えなくなってしまった。
身延町を抜けて富士宮市に入ると少しずつ明るくなり始める。蒲原の海岸で日の出を迎え朝日がまぶしい。東海道線の踏切で先行する参加者と合流し、由比の海岸線を通って駿河健康ランドに到着し、ガーミンのタイマーをストップ。5時31分到着、20時間42分でゴール。400kmを完走できた。
健康ランド玄関前には先着した自転車が数台停車。すでに輪行袋に収納し始めている方もいる。受付会場のスタジオに移動し、ブルベカードと各PCのレシートを提示して通過時刻を記入。認定記録は20時間37分だったが、パンクの修理を的確にすればもう少し短くなったかもしれない。
完走のサインを行い、メダル代1000円、健康ランド入浴料1200円 (割引) をお渡してて、AJ神奈川のスタッフにお礼を伝えて失礼する。参加するだけでも大変なブルベを運営してくれている方々に感謝。
車にバイクを収納した後に温泉に入り汗を流すが、浴槽で眠ってしまいそうになったので、早々に上がり休憩室で1時間ほど仮眠する。駿河健康ランドを出たのは7時45分頃。高速道路を使って11時過ぎに帰宅。
AJ神奈川主催のブルベではレシートをブルベカードと一緒に預けてしまうので、PC通過時刻と補給食は記憶の範囲で記述。次回は写真で記録しておくことにしよう。