2015年4回目のブルベは、AJ神奈川主催のBRM425神奈川400沼津あらため興津400に参加。4月25日 (土) 9時にスタートし、翌26日 (日) 12時までの27時間が制限時間の400kmブルベ。ルートラボでの獲得標高は約3300mと若干少なめなので、昨年9月のBRM914神奈川400八ヶ岳をDNFした身としては、同じAJ神奈川主催のブルベで初の400km認定を取得したい。
万全の態勢で挑むため、スタート地点の駿河健康ランドには前日24日の23時に到着し前泊。チェックイン後、温泉に入って0時過ぎに就寝。施設は古いけれど館内、室内とも清潔。深夜にもかかわらずお風呂にも人が多い。
当日は6時30分に起床し、朝風呂を使ってからビュッフェの朝食をしっかりと摂る。食堂でサイクルジャージを着た人もみかける。ジャージに着替えて8時頃にチェックアウト。スタート受付を済ませてから自転車を組み立てて8時30分からのブリーフィングに参加。40人ぐらいが参加しているみたい。ブリーフィングではPC1までは追い風との嬉しい説明のあと、その先は向かい風とのお知らせ。追い風に乗ってペースを上げると後々大変になるとのアドバイスを受ける。
スタート〜PC1
8時40分頃から検車が始まり、各自スタート。ガーミンの記録では出発時刻は8時49分。健康ランド前でまだスタートしていないのは10名程度とまばら。
駿河健康ランドから3km先の西倉沢の信号までは国道1号線の自転車歩行者道を走行。路面上には小石などが散らばっている。国道1号、東名高速、JR東海道線が重なる交通の要所、由比を通過し、押しボタン式の交差点を渡って旧街道へ。県道396号線に入り2車線となるが交通量は多く、前走者に続いておとなしく走行。
富士川を左岸に渡って県道10号、398号線と進むにつれて交通量も少なくなり各自のペースが保てるようになり、小さなアップダウンを繰り返すたびに参加者同士が離れ始める。ドラフティングは使わないようにして車間距離と視界を大きく確保。ときどきカメラを取り出して撮影しながら走行していく。
国道52号線に入り交通量が増える。特に大型車が怖く、ロックシェード区間では尾灯を点灯し少しでも被視認性を確保。甲府盆地に入り国道52号のバイパスと別れると交通量が減る。少し安心したせいか2度ほど交差点を間違えてから県道12号線へ。緩い登りを進んでPC1のローソン南アルプス街道店に到着するも、AJ神奈川のスタッフから店舗のトイレ故障のため1km先のセブンイレブン韮崎旭町店もPC1扱いすると知らされ、そちらに移動し12時30分頃到着。たくさんの参加者が集まっている。
PC1〜PC2
スポーツドリンク、富士宮うどん、おにぎりを補給しながら20分ほど休憩し、バームクーヘンをバックポケットに入れて再スタート。県道12号線が終わり国道20号線に入ると傾斜が若干きつくなる。リアディレイラーの変速が若干遅れる感じがするので数回止まって調整するがイマイチ。シフトダウンしすぎてホイールへディレイラーを巻き込まないように注意しながら進む。速度も出せず暑くなってきたので、自動精米器前の木陰で5分程小休止してバームクーヘンを補給。富士見峠はもうすぐ。
峠を越えて長い下りへ入ると諏訪湖はもうすぐ。茅野市街地を通って湖の南側を進み、諏訪大社の前で道中の安全を祈願。観光客に写真を撮ってもらう。コースに戻り諏訪湖の出口、釜口水門で2人の参加者と合流し、天竜川を越えてPC2のサークルK岡谷インター東店に16時00分頃到着。
PC2〜PC3
夕食は折り返し地点のPC3で摂ることにしてドリンクとおにぎりを補給し20分弱の休憩で再スタート。4km先の塩尻峠に向けて上り坂に入る。塩尻峠は交通量が多いが、登坂車線があるので自動車との距離は広めに確保できるが路面には小石などの異物が多い。20分程で頂上を越え塩尻市に突入。後続の自動車に注意しながら長い下りを終え、国道19号を経由してサラダ街道に右折しさらに広域農道に入って北上する。夕刻が迫り交通量も多くなり、路肩の狭い農道を慎重に進む。国道158号との交差点付近では渋滞に遭遇。梓川を越えて進む途中で日没となり前照灯を点灯。先行する参加者とすれ違いはじめると折り返し地点のPC3のサークルK穂高有明店に18時30分頃到着。前後して到着した昨年も参加した方に聞くと、結構良いペースとのこと。
だいぶ寒くなってきたのでウィンドブレーカーを兼ねるレインウェアを着込み、ドリンク、大盛りパスタ、ワッフル等を補給。夜間走行に備えてヘルメットにランプを装着しサングラスのレンズをイエローに交換。モバイルバッテリーでiPhoneの充電を開始し、尾灯もヘルメットを含めて3灯と点灯する。ここから先は夜間走行だが、まだ眠くは無い。
(復路編に続く)