2008 ランタン/ゴサイクンダ・トレッキング (8)からの続き
9日目
2008/7/28 チョロンパティ (3584m) ~ ゴサイクンダ (4380m) ~ シン・ゴンパ (3200m)
6時に起床し6時30分に昼食。ロッジでチャパティのお弁当を作ってもらって、子供たちはロッジに残し大人だけが ゴサイクンダ に向け出発。今日は珍しく朝から霧が晴れている。
出発してしばらくすると森林限界を超え、高木が見られなくなる。視界が広がりガネッシュヒマールが望める。ラウリビナヤク (3900m) には8時30分ごろ到着。天気が良く、ランタン・リルン、マナスルも望むことが出来た。
ラウリビナヤクからは尾根筋を上り続けるが、空気が薄くなっており息苦しさを感じる。4100mぐらいの標高に小さなお寺があり、そこから先は斜面沿いの緩やかなルートとなる。右手にトリスリ・コーラの源流部を望みながら斜面を歩いていくと、サラスワティ・クンダ、バイラブ・クンダと見え始める。最後の小さな上り坂を越え、ゴサイクンダ (4380m) に10時50分に到着。
ゴサイクンダを見下ろすロッジで昼食用のダルバートを注文。その後湖畔に下りて沐浴し、線香を捧げてお祈り。カトマンズから持ってきた彫像を洗い、湖水をボトルに汲んで持ち帰る。ゴサイクンダの水は冷たいが、天気が良かったので気持ち良く沐浴することが出来た。
ロッジに戻り昼食を摂り、ロッジの女将さんが編んだバッグや手袋を購入した後、13時20分に出発。ゴサイクンダを過ぎると霧がただよい始め、やがて雨も降り出した。雨の中一気に下り、チョロンパティには15時10分に到着。
チョロンパティで休養していた子供のうち、一番小さな4歳児の体調が思わしくなかったため、シン・ゴンパ (3200m) まで降りることにした。荷物をまとめ、ロッジの清算を終えて16時に出発。下りは速く昨日昼食を採ったシン・ゴンパのロッジ、レッド・パンダに17時に到着。宿泊客は私たちだけだったので、ストーブの周りに座り、トゥンバを飲みながら夜は更けていく。