2008 ランタン/ゴサイクンダ・トレッキング (3)からの続き
4日目
2008/7/23 ランタン (3330m) ~ キャンジンゴンパ (3730m)
6時に起床、7時にチベッタンブレッドの朝食。本日の行程は短いので、ゆっくりと準備する。ホテルには女将さんが編んだ手袋や帽子が売られていた。時間があるのでホテルの周りも少し散策。
8時45分に出発。霧が漂っている。ロッジを出ると旧村の中に入るが、すぐに通過てしまう。放牧されているヤク (ゾッキョかも) を見ながら道を上っていくと、マニ石が道の中央に沢山積まれている。マニ石の左側を通るため、両側に踏み跡が付けられており、歩きやすい道が続く。先頭を行くガイドも標高が高くなるにつれてペースを落とす。
3500mを越え、ちょっとした坂道でも息が切れるようになってきた。周りには高山植物の花々がたくさん咲いている。三連のマニ車を見て、左手に大きなゴンパが見えはじめ、小さな橋を渡り最後の坂を上りきるとそこがキャンジンゴンパ (3730m) で、たくさんのロッジがある。村に入ってすぐのヤラピークホテルに11時45分に投宿し、濡れた衣服と靴を干し、昼食を注文。キャンジンゴンパではヤクチーズが有名なので、ゆでたジャガイモをヤクのバターとチーズで食べる。
午後はシャワーを浴びて洗濯し、あたりを散策しゴンパを見に行く。郡の農業実験場があり、放牧されたヤクと馬が草を食べている。そばには水文気象局の観測施設がある。犬は一匹も見かけないが、ロッジの人の話ではキャンジンゴンパに犬を連れてきてもすぐに死んでしまうそうで、今は一匹もいないとのこと。
キャンジンゴンパにあるチーズ工場の保管庫を見学。現在は熟成中で、2~3週間後に食べごろになるとのこと。夏の間は保管庫で熟成と保管を進め、秋になったらカトマンズに出荷される。一つ購入する事にし、保管方法を尋ねると、熟成中は塩水で表面を時々洗い、冷蔵庫に入れず冷暗所に保管すると良いとのこと。値段は375ルピー/kg。
夕方の一刻霧が晴れ、ランタンリルン、ランタン氷河、ランシサリ、ガンチェポを望む事が出来た。
夕食はジャガイモ料理を中心に頼む。標高が高く、明日はブルーポピーを見に行くため更に高いところまで行くため、今夜はお酒は止めておく。