2017 BRM218 千葉300 銚子

2017年最初のブルベは、2月開催のAJ千葉主催の BRM218 千葉300銚子。 袖ケ浦海浜公園をスタートし、銚子で折り返す房総半島を半周するようなコース。 獲得標高が2000m未満と少なく良い記録が狙えるコース設定の様子。

3時過ぎに起きて車に自転車を積み込み、4時30分頃にに自宅を出発。 未明の首都高とアクアラインを乗り継いで木更津金田ICで降りて入千葉。 インターそばのコンビニでホットコーヒーを購入し、5時30分前には袖ケ浦海浜公園に到着。 まだ暗い駐車場に車を止めて夜明けを待つ。 天気予報では午前中は晴れだが最高気温は10度未満とちょっと寒い。

夜明けの袖ケ浦海浜公園

日の出が近づき、明るくなってきてから自転車を組み立てて装備をセットする。 ウェアは冬用のビブにメリノウールのアンダーシャツ、ロングジャージ、ウィンドブレーカーを兼ねたレインウェア。 手袋は春秋用のロングにメッシュのインナーを重ねる。 シューズカバーも着けて足元は十分だが、ネックウォーマー、日焼け止め、リップクリームを忘れる。

スタート〜PC1

受付をして7時20分スタートの第3ウェイブへ登録し、ブリーフィングを受ける。 STRAVAのFlybysで他の参加者との比較がしやすいように、ガーミンは第1ウェイブの出走に合わせてスタートさせる。 寒い中時間が過ぎるのを待って、8時15分過ぎに検車を受けて出発。 海岸沿いの工場地帯では通勤の車が少し走っているがスムーズに進み、内房線と国道16号線を渡り半島内陸部へ入ると交通量が減ってくる。

袖ケ浦公園の前を抜け、袖ケ浦にありながら幽谷という趣のある谷を通り国道409号線を利用し、栢橋の谷を通って牛久へ。 集団から離れるのも兼ねて駅に寄ってみると映画の撮影で駅名看板か代わっていた。 何の映画だろう。 牛久までは土地勘があるのでペースも掴みやすかった。

BRM218 のブリーフィングが始まる

袖ケ浦市岩井付近

幽谷分校前

山彦駅の看板がかかる上総牛久駅

鶴舞方面に進み笠森トンネル手前で左折して車通りの殆ど無い道へ入る。 ここから先は初めて走るルート。 ガーミンと前走車の姿を確認しながら大小の集落を抜けて北上を続けると土気に入り、住宅地の中へ入るとPC1のミニストップあすみが丘東店に到着。 PC1では缶のコーンスープとスポーツドリンクを補給して10分ほどの休憩で出発する。 レシートの印字時刻は9時31分だった。

PC1〜PC2

ここから先もほぼ走ったことのないルート。 八街、富里、柴山と下総台地上を北上する。 畑が広がり似たような景色の道が続き、小さなアップダウンを繰り返す。 坂で離されたり信号で追いついたりしながら、前走者が見える範囲で走るって楽をさせて貰う。 弱い向かい風のようで、時々乾いた埃が舞っている。

PC1に到着

下総台地の畑の中を進む

芝山で台地を降りる谷地の水田がみえてくると佐原の市街地が近づいてくる。 ガーミンへのルート入力を間違え歴史的な建物の残る運河沿いの道を通らずにPC2に到着してしまう。 前走者について曲がれば良かったらしい。 佐原市は無くなり市町村合併で香取市になったようだ。 PC2ではカップヌードル、おにぎり、スポーツドリンクを補給して出発。 レシートの印字時刻は12時4分で20分ほど休憩を取った。

PC2に到着

お昼ご飯

PC2〜PC3

道の駅水の郷さわらの裏を通って初めての利根川サイクリングロードへ。 堤防の天端に設けられていて眺めは良い。 道幅は荒川CRより狭く多摩川CRより広く、舗装の悪いところもあるけれど利用者はほぼ皆無で走りやすい。 ここまで太陽を望むことは無く、サイクリング上で一瞬陽が射したのみ。 対岸の工場地帯に並ぶ煙突を見ると、弱い横風から斜め向かい風の風向でコンディションは悪くはない。 途中で犬と散歩しているご婦人に何かの競技ですかと尋ねられ、銚子まで行くと答える。

利根川CRを進む

銚子銀座を通過

視界の中で走るのは数キロ先に一人、数百メートル後ろに一人のみ。サイクリングロードが終わる頃に追いついて連れ立って国道356号へ入り、更に東進する。 国道を西に折れて銚子の市街地を抜け、駅前から坂を登ってしばらくすればPC3。 同日開催の200kmと共通のため混雑している。 ホットコーヒーを購入し14時10分の印字のレシートを得る。 コーヒーには砂糖を2袋入れてカロリーを補給。 あまりお腹は空いていないので5分ほどの休憩で千葉県の東端の犬吠埼灯台を目指す。 灯台前で記念撮影したのち、次のPCのある御宿を目指して南へ。

PC3に到着

犬吠埼灯台

PC3〜PC4

ドーバーラインから見える屏風ヶ浦に打ち付ける波は荒く、崖を削り取っている。 ドーバーラインのアップダウンをやり過ごし、丘を下ると九十九里浜沿いの平坦な道へ。 ただし海は望めず時々渡河する時に河口が見えるのみ。 途中で心拍数の計測がおかしくなるがおそらく電池が切れてきたのだろう。

至極快適な追い風に乗って南下を続ける。 2時間ほど走り、九十九里町のコンビニでプリンとドリンクを補給し10分ほど休憩。 再出発して途中でライトを点灯する。 国道128号に合流すると交通量が増えてきているので慎重に進む。 トンネルを抜けて下り坂を進むと御宿にあるPC4のローソン御宿新町店に到着。 カップヌードルとおにぎり、水を購入して17時58分のレシートを得る。 20分程で補給を済ませ、房総半島の横断に向かう。

海が見えない

PC4〜フィニッシュ

外房線をくぐり、内陸に入ってくると雨が降り出した。 止まって雨雲レーダーを確認しようか考えているうちに山間部に入り、木陰で雨粒を凌げるようになる。 そのうちに小降りになり路面も乾いてくる。 小湊鐵道が見えて来れば土地勘があるので、途中から一人のランドヌールと合流し、先導しつつ下り坂はできるだけ体重を活かして進む。 上総中野、養老渓谷、月崎を抜けて小櫃までは房総半島の山中で車も通らず獣だけが心配な快適な道。

小櫃からは先はほぼ平坦なので、山中で使った足を休めつつフィニッシュを目指す。 平岡地区の登りで同行していた方には先に行ってもらいマイペースで進むが、途中の信号で合流し袖ケ浦海浜公園には同時に到着。 21時前に到着して13時間台の良い記録だった。 ブルベカードを提出し、メダルを購入、ドリンク、イチゴ、ゆで卵と暖かいロールキャベツを頂いてフィニッシュを後にする。

馬来田のあたり

フィニッシュのドーム

補給一覧

朝食 おにぎり コーヒー

PC1 コーンスープ スポーツドリンク

PC2 カップヌードル おにぎり スポーツドリンク

PC3 ホットコーヒー

九十九里のコンビニ プリン スポーツドリンク

PC4 カップヌードル おにぎり 水 アミノ酸サプリ アミノ酸ドリンク

フィニッシュ いちご ゆで卵 ドリンク ロールキャベツ

途中 ゼリー 2 スポーツ羊羹 3