フェリーに自転車を載せて屋久島と種子島(その2:種子島縦断) -2022-1-8

フェリーに自転車を載せて屋久島と種子島(その1:屋久島一周)からの続き。

2022年の成人の日の連休を利用して、鹿児島からフェリーに自転車を載せて屋久島と種子島に渡りライドしてきた。ロードバイクで屋久島を一周し、種子島を縦断する2泊3日の行程。

2日目 屋久島安房〜種子島西之表

フェリーは種子島南部にある島間港に定刻に到着した。雲は多いがだいぶ暖かい。港からは追い風を受けて海岸沿いに南に進み、種子島最南端の門倉岬を経由して種子島宇宙センターに向かう。岬からは向かい風になった。

もうすぐ島間港

自転車は車両甲板に固定してもらえた

島間港から宇宙センターに向かう道路は、ロケットの打ち上げ時に大きな部品を積載した特殊車両が通行するため標識や電線が通常よりも高い位置に設置されている

屋久島を振り返る

門倉岬に到着

種子島宇宙センター科宇宙学技術館

昼頃に種子島宇宙センターに到着した。休日で芝生広場で昼食を食べているグループがいるが人気は少ない感じ。センター場内で立ち入りができる範囲を巡ってみる。

竹崎射場下の海岸から大型ロケット発射場を望む

宇宙センターを離れて北に向かって進む。種子島もアップダウンが多く向かい風でもありペースはあまり上がらない。種子島東岸の海岸線から中種子町市街地に向かうと標高が100mぐらい高くなる。13時半ごろに中種子町市街の食堂で少し遅い昼食を摂る。

種子島はマングローブ林の北限

ラーメンと餃子の昼食

旧種子島空港。緩いフェンスで囲われており隙間から撮影

馬毛島が見えてきた

住吉のガジュマル。防潮林に使われていたそうだ

海岸線の国道を離れ並行して走る道に移動すると、きついアップダウンが続く農道だった。早々に国道に戻る

昼食後は島の西側の海岸線を走る国道を使って北上を続け、宿泊地の西之表市にある割烹ホテル井元に到着したのは16時。早々とチェックインして休憩する。ホテルに備わるランドリーの利用は無料でありがたい。1日着たウェアを洗濯し、暗くなる前に市街地を散歩するが日曜のためか飲食店はあまり開いていない。夕食はホテル横の居酒屋ですませてこの日も早めに就寝する。

2日目の走行距離は100kmで獲得標高は1200m。

3日目 西之表〜鹿児島港

最終日は鹿児島に戻るだけの日。午前中に種子島の北側を少し走り、島の縦断を終えてから西之表に戻る。途中の道端にあった無人販売所でタンカンを購入してお土産にする

3日間とも38リットルのザックを背負っての走行

標高238mの天女ヶ倉公園からの展望

種子島最北端の岬。ここで種子島縦断を終了

西之表市街で昼食。黒米と赤米は島の名産でお土産にも良い

昼頃に西之表市街に戻り、地域交流拠点コネクトで昼食を摂る。昼食後は西之表港に移動し14時出港のプリンセスわかさで鹿児島に帰港する。運賃は3,900円で自転車は輪行袋に入れて520円。輪行袋は出入り口横のスペースに置くことができた。鹿児島港には定刻どおりの17時30分に到着して3日間のライドは終了。

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