2008 ランタン/ゴサイクンダ・トレッキング (9)からの続き
10日目
2008/7/29 シン・ゴンパ (3200m) ~ ドゥンチェ (2030m)
6時に起床。6時30分に朝食。チーズ工場でヤク・チーズを購入した後、8時10分にロッジを出発。
トリスリ川に向かって森の中をひたすら下る。1時間程で軍のチェックポストがあり、トレッキング許可証の確認を受ける。さらに2時間ほど下り、トリスリ川にかかるつり橋を渡ると、ドゥンチェの街はもうすぐ。人家が増えだし、ミネラルウォーターの工場の脇を過ぎるとドゥンチェの市街地。ドゥンチェのホテルには12時に到着。
ドゥンチェはラスワ郡の郡庁で、人も多く犬もたくさんいる大きな街。自動車道路沿いの新しい街と斜面を少し降りたところにある古い街がある。この時はカトマンズから通じる道が土砂災害により不通だったため、車の通行はほとんど無かった。
宿泊したのはドゥンチェで一番大きなホテルで、熱いシャワーを使うことが出来た。料理は得意でないのか、夕食に注文したスパゲティは今回のトレッキング中最も奇妙なスパゲティだった。
11日目
2008/7/30 ドゥンチェ (2030m) ~ カトマンズ
6時に起床。6時30分に朝食。ドゥンチェを出発するローカルバスの時刻が7時30分だったので急いだが、バスは8時30分に出発。往路と同じように軍のチェックポストでトレッキング許可証の確認を受け、通行止め箇所まで悪路を走る。バスの座席はカトマンズまでバスを乗り継いでいく人たちで予約されており、私たちは立つか空いている席に座って移動する。
通行止め箇所には9時15分に到着し、災害発生区間を歩いて通る。私たちがトレッキングに行っている間にカリカスタンの近くでも土砂災害が発生したため、通行止め区間が2箇所になっていた。通行止め区間の間の通行可能な区間にちょうどバスが1台閉じ込められていたため、カトマンズードゥンチェ間は、3台のバスを乗り継いで移動。
通行止め区間の通過には2時間ほどかかる。数箇所の土石流発生箇所や崖崩れ現場を越えると、チャーターしたバスが待っていた。バスに乗り込み、カトマンズに向けて出発。途中ベトラワティで1時間ほど停車して昼食を摂り、カトマンズに到着したのは17時過ぎ。