2008 アンナプルナ・ベースキャンプ・トレッキング (3)からの続き
6日目
2008/10/11 バンブー ~ シヌワ (の下、2120m) ~ チョムロン
この日は短い行程。7時35分にバンブーを出発。アップダウンが繰り返す森の中の道を歩き、9時15分にシヌワ(2340m)を通過。シヌワから谷に向かって一気に標高を下げ、10時5分にはシヌワの下にあるロッジに到着し、早い昼食を摂る。
ダルバートの昼食を食べ、11時40分に出発。さらに標高を下げ、吊り橋で川を渡り、少し上るとチョムロンの旧村です。ロッジは旧村を抜けて尾根付近までさらに登らなければなならい。石段を上る途中で雨が降ってきたので、商店の軒先で20分程雨宿りするが止む気配がなく、雨具を着て雨の中階段を上り続ける。往路と同じチョムロンのロッジに13時25分に到着。

チョムロンへの最後の上り
2008 アンナプルナ・ベースキャンプ・トレッキング
到着後しばらくすると雨も止み、夕方になると山も見え始めた。夕食の時には久しぶりにロキシーを飲む。
7日目
2008/10/12 チョムロン ~ シプロン (2020m) ~ タダパニ (2590m)
朝、アンナプルナ・サウスがきれいに見える。朝食前に同宿の中国人の女の子にこれから何処に行くのかと聞かれ、タダパニ、ゴレパニ経由でポカラに戻ると話したら、一緒に行っても良いかと頼まれる。彼女はABCに行く予定でチョムロンまで他の中国人と一緒に来たが、足を痛めたのでゴレパニ経由でポカラに戻る事を考えており、同行人を探していた。
7時45分にチョムロンを出発。往路にガンダルクから通って来た道をしばらく歩き、途中から分岐して西進。2000m弱まで標高を下げ、吊り橋で川を渡って少し上り、シプロンに10時20分に到着。中国人の女の子はだいぶ足が痛そうで、30分程遅れて到着。シプロンでもダルバートの昼食を摂るが、調理する人が一人しかいないので、ガイドやポーター、私たちも畑から野菜を持ってきたり台所で調理を手伝う。
長い昼食休憩後、12時10分に出発し坂を上る。シプロンは谷底なので景色はあまり望めないが、1時間弱ほどタダパニに向かって登ると非常に景色の良いところに一軒のロッジがあるので、昼食を摂るならこちらがおすすめ。タダパニには14時30分に到着。
タダパニには沢山のトレッキング客がおり、いずれのロッジも満室のよう。先行したガイドさんに確保してもらったロッジは、2008年1月に来たときに昼食を摂ったロッジで、女将さんも私たちの事を覚えていた。子供達と村の中を散策し、チベット人が営む土産物の露天商と話す。今の時期は欧米系のトレッキング客が多く、日本人は11月から1月にかけてが多いそうだ。ロッジに戻り夕食の注文を終え、暖かいキッチンに座り、コックから料理の作り方等を聞きながらロキシーを飲む。
タダパニに1時間弱ほど遅れて到着した中国人の女の子は、同宿の中国系アメリカ人の男の子と仲良くなり、明日は彼と一緒にガンダルクに降りる事になったようだ。