Suunto Appは、Suunto製ウォッチで取得したログしか読み込ず、Garminなどの他サービスで記録したアクティビティも読み込めない(ようだ)。Sunnto AppからStrava他のサービスへのデータ提供は数多く行なっているが、ライバルのGarminは含まれていない(ようだ)。
そこで、以下のサービスを利用してGarmin、Strava、ZwiftなどとSuunto Appを連携させた。
Sports trackerのインストールとSuunto Appとの連携
Suuntoのウェブサイトに記載されているが、両サービスは一緒に開発されており、親和性が高く容易に連携できる。スマホにSports trackerのアプリをインストールしてSuunto Appと同じアカウントでログインする。
RunGapのインストールと設定
スマホにRunGapのアプリをインストールして、メニューのAccounts & Settingsから連携させたい各サービスを選択し、それぞれのアカウントでログインし、その後データを読み込む。
この時、オリジナルのデータがあるサービス(データを取得したサービス)から順にデータを読み込んだ方が良いようだ。私の場合はアップル謹製のヘルスアプリのデータを最初に読み込んだら、Stravaのデータが重複と判断されたのか読み込まれなかった。一度削除してやり直し。
私が連携したサービスは次のとおり
- Strava:総合データ整理、分析用(メイン)
- Garmin:ロードバイクログ取得、総合データ整理、分析用
- Suunto App:登山ログなど取得
- Zwift:バーチャルライドログ取得
- Fitbit:総合データ整理、分析用
- Health:総合データ整理、分析用
- Sports Tracker:Suunto Appへのデータ中継用
Suunto Appへの同期
GarminやZwiftのログは、直接Suunto Appにはデータ転送できない。そこで、Rungapにデータを集約したデータをSports trackerに連携させると、データをSuunto Appに中継できるようになる。
RunGapは2020年8月15日時点で30のサービスとの同期が可能なので、RunGapをハブとしてデータを連携させ、様々なサービスの比較やサイトの乗り換えが簡単に出来そうだ。
Suunto AppとSports Trackerの両アプリはほぼ同じサービスを提供しているようで、アプリデザインも似ている。Suunto Appはスマホアプリでしかサービスされていないが、Sports TrackerはPCのブラウザから利用できる。将来は両サービスの統合を考えているのかもしれない。
(以下は2021年2月に追記)
Suunto Appへのデータ連携のためには課金が必要となる。App StoreのRun Gapのページによると
- Swag Bag (3 months) £3.99
- Swag Bag (one year) £9.99
となっており、Run GapアプリのメニューのSwag Bagから手続きができる。
Suunto AppからSuunto 9へのデータ送信
Suunto Appにデータを連携させることはできたが、Suunto AppからSuunto 9 へデータは送れない(ようだ)。Suunto 9のリカバリータイムやフィットネスレベルなどの機能がSuunto Appに統合されたデータで算出されると面白いのだけど。