2019年最初の600kmブルベはAJ静岡主催の BRM622 に参加。静岡県島田市をスタートし足助、飯田、岡谷、甲府、御殿場、沼津とぐるりと帰ってくるコース。天気は概ね良かったが自分の体力が続かず270km地点の伊那市でリタイア。ホテルに泊まり始発の電車で輪行して島田に戻った。飯田線に6時間乗車したのは得難い経験だったかも。
前日に新東名高速道路の掛川PAに移動して車中泊し、4時過ぎに起きてスタート地点の島田川越広場に5時ごろに到着。着替えて自転車を組み立て受付を済ませる。朝方の雨で路面は濡れているが雨雲は去ったようだ。5時30分からブリーフィングを受けて6時前に車検を受けてスタートする。飯田までは土地勘が殆ど無いのでガーミンに入れた地図が頼りとなる。
大井川を越え最初の峠に差し掛かるが気温は高くないのに蒸し暑く感じ汗を滴らせ始める。西に進路を向けて進むと時々走った覚えのある道だと気づくが、どの辺りにいるのかはよくわからない。天竜川を渡り進路がやや北向きに変わるとアップダウンが大きくなり発汗も進む。途中のコンビニや自販機でドリンクを補給するが汗の量が尋常では無く直ぐに空になってしまう。
足助のPC1に12時ごろ到着しパスタとドリンクを補給する。進路を北に向けると蒸し暑いし交通量は多いし殆ど登りだし景色は変わらないしだんだんと嫌になっていく。それでも何とか走り続け治部坂峠を16時ごろに通過し飯田の街に入る。もうすぐPCだと思って補給もせずにドリンクも飲み切ったらPC手前の農道の登りが結構きつくてで体力が切れた。
飯田市街に設定されたPC2には17時半頃に到着。ドリンクのみ補給して近くの牛丼屋で夕食を摂ると少し回復した。天竜川右岸の段丘上を通る広域農道を北上するが体力不足を感じ所々で大休止。貯金はまだ少しあったけど甲府から御坂峠を越えられると思えなくなり270km地点の伊那市でDNFの判断。23時前にに主催のKさんに電話連絡して伊那市のホテルに宿泊。翌朝5時過ぎに出発する始発の飯田線で伊那谷を離れ東海道線に乗り継いで13時ごろに島田駅に到着した。
輪行を解除して島田川越広場に戻り、ゴールを開設していた主催のAJ静岡の皆さんにお礼を述べて島田市を離れる。獲得標高の大きいブルベは難しいことを再認識し、走力を高める必要を感じる。それから久しぶりの輪行だったけど横型の輪行袋が使いにくかったのでリニューアルしよう。