2009年2月にネパールのエベレスト街道を、ナムチェ・バザール、シャンボチェ、エベレスト・ビュー・ホテルまでソロでトッレキング。今回の日程はちょっと短めなので、高山病の予防のため出発の前日からダイアモックスを服用。

1日目

2009/2/14　カトマンズ ～ ルクラ (2840m) ～ ナムチェ・バザール (3440m)

ナムチェ・バザール・トレッキング・マップ

6時にトリブバン国際空港に到着。国内線の旅客ターミナルが開くのを待って搭乗手続きを行う。6時30分発のアグニ航空101便はカトマンズが天候不良のため、約1時間30分遅れて8時5分にに離陸。ルクラまでは約25分、天気も良く左側の席からはヒマラヤの山々が望める。

早朝のトリブバン国際空港国内線ターミナル
2009 ナムチェ・バザール・トレッキング

空港内の犬
2009 ナムチェ・バザール・トレッキング

機中からの景色
2009 ナムチェ・バザール・トレッキング

ルクラに8時30分に着陸。既にネパール航空、シタ航空、イエティ航空、ゴルカ航空の飛行機が到着しており、私の乗った飛行機は滑走路の端に駐機して搭乗客と荷物を降ろす。空港の出口にはガイドとポーターが仕事を待っているが、今回は一人だけのトレッキングなのので、ガイドやポーターは頼まず荷物は自分で運ぶ。空港ターミナルで支度をして、8時45分にルクラを出発。

ルクラ空港 (テンジン−ヒラリー空港)
2009 ナムチェ・バザール・トレッキング

ルクラ村内
2009 ナムチェ・バザール・トレッキング

ヤク
2009 ナムチェ・バザール・トレッキング

ルクラからナムチェ・バザール方面
2009 ナムチェ・バザール・トレッキング

良く整備されたなだらかな道をドゥドゥ・コシに向かって下り始める。ルクラのバザールは5分程歩けば過ぎてしまい、後は村の中を歩く。快晴なのでTシャツ1枚でも汗をかく程。経文が書かれたマニ石やマニ車、小さな仏塔等を眺めながら、ドゥドゥ・コシ左岸側をひたすら歩き、ピャクディン (2610m) を10時45分に通過し、吊り橋を渡ってドゥドゥ・コシの右岸側に渡り、上流に向かって歩く。

ナムチェ方向に歩く人やルクラ方向に歩く人々に時々出会うが、トレッカーはほとんどおらず、ポーターや地元の人たちも少ししかいない。ピャクディンを過ぎた辺りから歩いている最中に足が攣るようになったので、ペースを少し落とす。小さな村々を越え、再びドゥドゥ・コシを左岸側に渡り、タムセルク (6608m) が見え始める。短い坂を登り、モンジョ (2835m) に12時50分に到着。シーズンオフなので途中のロッジやレストランも閉まっているところがほとんど。

マニ石
2009 ナムチェ・バザール・トレッキング

ピャクディン (右岸側)
2009 ナムチェ・バザール・トレッキング

途中で会った犬
2009 ナムチェ・バザール・トレッキング

村のレストランでヌードルスープとホットレモンの昼食を摂り、13時40分にモンジョを出発。モンジョの村はずれにサガルマータ国立公園の事務所があり、外国人は入域料として1,000ルピーを払うとともに、パスポートの番号を登録。チェックポストに掲げられた入域者数のボードを見ると、1月から2月は冬のオフシーズンで、月に数百人程度しか入域しないようだ。2008年の10月には9,000人が入域していた。

ドゥドゥ・コシを再び右岸に渡ってジョルサレ (2740m) を通過し、再度左岸に戻ってドゥドゥ・コシ沿いにしばらく歩く。短い坂を上ってドゥドゥ・コシとボテコシの分岐点にある吊り橋を渡るとナムチェへの上り坂が始まる。この辺りで足が攣る症状が酷くなったので、ゆっくりと登る。

吊り橋を渡るとナムチェ・バザールへの上りが始まる
2009 ナムチェ・バザール・トレッキング

16時30分頃にナムチェ・バザールの家々が見え始め、警察のチェックポスト (この辺りで往路、復路ともネパールの国鳥のダフェを見かけた) で入域証とパスポートのコピーを提示、登録し、ナムチェ・バザールに17時に到着。

ナムチェ・バザールの入り口
2009 ナムチェ・バザール・トレッキング

ナムチェ・バザール中心部
2009 ナムチェ・バザール・トレッキング

シーズンオフなので閑散としており、ホテルや商店も閉まっているところが多い。メインストリート沿いのカフェ、銀行、両替所、インターネットカフェ、トレッキング用品店等の営業しているところでも、あまりお客さんがいる様子がなく、トレッカーもちらほらと見かけるだけ。ホテルを探しながら歩き、アマ・ダブラムというロッジに宿泊する事にした。部屋からはゴンデが正面に望める。

18時頃にダイニングに降りて、夕食を頼む。夕食はチベッタン・シチュー、野菜と麺 (刀削麺みないなもの) が入った物でしたが、体が暖まる。缶ビールとホットレモン (1.5リットル位) も頼み、水分を多量に取って高山病に備える。今夜の宿泊客は私だけなので、注文して20分位で料理が出てきた。19時頃には食べ終わったので、部屋に戻って足をマッサージし、寝袋に入り休む。