2008 ランタン/ゴサイクンダ・トレッキング (6)からの続き
7日目
2008/7/26 ラマホテル (2340m) ~ パイロ (1640m) 〜 トゥロー・シャブル (2210m)
6時に起床し6時30分に朝食。8時10分にロッジを出発。リムチェ (2440m) まではアップダウンが続き、過ぎるとランタン川に向かう峡谷沿いの道を下り続ける。途中の崩壊地は往路に通過したときよりも崩壊が拡大しており、ガイドさんに誘導されながら越える必要があった。順番を待っている間にも落石が発生し危険。
ランタン川にかかるつり橋に到着し、左岸に渡ってさらに標高を下げる。ミツバチの巣のある崖を望むあたりでも崩壊が拡大していたため、斜面を巻きながら進む。バンブー (1960m) 手前で支渓を渡りバンブーで小休止。さらに下り続け、パイロ (1640m) に12時10分に到着。パイロまでは日本人のグループと前後して歩いていたが、彼らはシャブルベシまで下るため、ここでお別れ。昼食はダルバート。
パイロを14時に出発。滝の下をくぐり進んでいくと、トゥロー・シャブルへの分岐点に差し掛かる。分岐点から一気に300mほど急な坂を上り、休業中の一軒の茶店の前で小休止。ここから先は道はなだらかとなる。斜面に付けられたトレイルを南に進み、つり橋でチョプチェ川を渡り、北にしばらく進むとトゥロー・シャブル。午後の雨が降り出し、雨具を途中で着てしばらく上り続けると、本日宿泊するロッジに17時に到着。
宿泊したロッジは熱いシャワーが使えた。ロッジの娘さんは、二日目の昼食を摂ったバンブーのロッジの息子さんの婚約者だそうで、彼から私たちがこの日トゥロー・シャブルに到着する事を聞いていたそうだ。チベット仏教徒なので、ヒンズー教徒が嫌う猫も飼われており、ロッジのご主人は夜に念仏 (?) を唱えていた。今夜もロキシーを飲みながら夕食を摂る。
明日の行程をガイドさんと打ち合わせる。計画ではラウレビナ (3900m) まで行く予定だったが、時間が掛かりすぎる可能性があること、途中適当な昼食を採る場所が無いこと、それに子供たちには標高が高すぎる可能性があることから、その手前のチョロンパティ (3584m) を明日の目的地に変更。明後日はゴサイクンダを参拝する予定だが、ゴサイクンダへは大人たちで行き、子供たちはチョロンパティで休養する計画とした。