第3回 天狗坂上がり
菰野町の福王神社で2015年4月12日に開催された第3回天狗坂上がりに参加。神社の春の大祭にあわせて行われる全長400m、標高差68mのショートヒルクライム。募集要項によると平均18%、最大26%と凶悪な勾配で、さらに路面は荒れたコンクリート舗装。タイヤの空気圧を6barと低めにし、リアは最大歯数32の乙女なスプロケで挑む。
8時からの開会式終了後、福王神社に移動して安全祈願。神主さんから安全祈願を、天狗さんからお祓いをしていただく。参道は徒歩で登るのもつらいほどの勾配。
10時から2〜3人に分かれてスタート。序盤はなんとか登るも途中で両足を着いてしまい(片足はOK)リタイアする選手も多数。中盤以降の急勾配では蛇行してなんとかやり過ごす選手も多い。そんな中、朝明高校自転車部の学生が蛇行せずにまっすぐ登っていくが、若さが眩しい。
そうこうするうちにスタートの順番。参道に入るまでの50mでダッシュするもすぐに失速。スタート1分後には180bpmと近頃経験していない心拍数に突入し、おそらく無酸素運動の領域に突入。そのうち蛇行し始め、ゴール手前の最急地点では倒れるかと思ったがなんとか完走。記録は2分57秒 (多分)。参道沿いからの声援が無かったら途中で諦めていたかも。
皆さんお疲れさまでした。
開催概要 (募集要項より抜粋)
名称 福王神社 春の大祭 「第3回 天狗坂上がり」
開催日時 平成27年4月12日 (日)
開催場所 三重県三重郡菰野町田口 福王神社参道 (天狗坂)
天狗坂の伝説
福王神社は山深い福王山にあり、ここには古来より天狗様が棲み、訪れる人々を見守ってきました。「天狗坂」と呼ばれる参道は斜度がきつく、その険しい道のりは参拝する者を拒んでいるようにも見えますが、この坂を上ると、溢れ出る汗と吐く息に混じって体内に蓄積された邪気が放出され、見事この坂を上り切った者には天狗様から神秘の運気を授けられ、1年間幸福が訪れると言われています。
また福王神社では春祭りの折、年に一度だけ毘沙門天が開扉されます。毘沙門天は戦勝を祈願する神としての信仰もあり、スポーツ選手や受験生等、戦う人々に力を与えてくれます。
「天狗坂上がり」での最速登頂者はその年の「福王」として称えられ、末永く福王神社にその名を残します。
コース概要
福王神社参道 (天狗坂) 走行距離:約400m ※平均斜度18% (最大26%)
路面状態:コンクリート舗装 ※一部凹みアリ主催 天狗坂上がり実行委員会
後援 菰野町、菰野町観光協会、福王山観光協会
協力 福王神社、菰野町田口区、トライアルスタッフオン!