2008年の夏は ランタン とゴサイクンダにトレッキング。
今回のトレッキングには3家族12人が参加。作成した行程案を元に事前にガイドと行程、ルートや宿泊予定地、ポーターの人数、高山病の問題、バスの手配等をガイドと相談。今回は子供の参加が多いため、ガイドを2人とそれぞれの家族の荷物を持つポーターを3人、さらに6歳児及び4歳児用のポーターを2人の、合計5人のポーターを手配することをお願いした。
行程案の検討には、地球の歩き方やインターネットで公開さている旅行記や旅行会社のホームページ、特に足跡ノート、羅針盤、クラブ・アルピノ・リベルタ、サパナのウェブサイトが参考になった。
1日目
2008/7/20 カトマンズ~シャブルベシ (1460m)
チャーターしたバスに私たち12人とガイド1人、ポーター2人が乗り込み、7時20分にカトマンズ市内を出発。計画ではポーターのうち3人はカトマンズから同行し、2人のポーターはトレッキングスタート地点のシャブルベシで探す予定。もう1人のガイドとポーターはシャブルベシに既に先行している。
カトマンズから標高を上げ、カカニ (1800m位) の峠を8時20分に通過し、10時30分にトリスリ (540m) に到着。トリスリのレストランでダルバートの昼食を摂り、11時15分に出発。舗装されている道路はトリスリまでで、ここから先は未舗装路。
トリスリ川の左岸を上流に進むが、雨期の最中であり水量が増えている。途中のベトラワティでお茶を飲んで休憩し、カリカスタンに向けて一気に標高を上げ、何カ所かの最近土砂災害が発生した場所を通過し、グラン (1890m) を過ぎた地点に14時頃到着。
この先は土砂災害により車の通行が出来ないため、バスを降りて雨の中30分ほど歩いて移動。その先でシャブルベシ行きとドゥンチェ行きのローカルバスが1台ずつ待っており、シャブルベシ行きのバスに乗り込み出発を待つ。席はカトマンズからシャブルベシまでのチケットを購入した人々で埋まっているので、通路で待機。通行不能の区間を越えてきた人が続々と乗り込み混雑。ガイドとポーターは屋根の上に荷物を載せて一緒に乗り込む。1時間ほど待ち、16時頃になってようやく出発。
ドゥンチェ (2030m) の手前の検問所で外国人はTAANのトレッキング許可証を提示し、国立公園の入園料を支払う必要がある。15分ほど検問所に停車し手続きを終え、再び出発しドゥンチェの街に17時頃到着。ドゥンチェでは30分ほど停車し、客を入れ替えて再びバスが客で一杯になると、17時30分にシャブルベシに向けて出発。
未舗装路を走り500m程高度を下げると、道路沿いに大麻草が多く見られるようになってくる。ボテコシ川まで下り、川を超えるとシャブルベシ (1460m) に到着。時間は18時50分、雨も降り続いていたことと霧が出ていたためあたりは薄暗くなっている。
バスが停車したところのすぐ前にあるブッダ・ゲスト・ハウスに投宿し、部屋に張ったロープに濡れた服や雨具を干して乾かす。夕食にダルバートを頼みローカルロキシーを飲む。ガイドがシャブルベシのポーターと交渉し、明日の朝から来てもらう事となった。就寝は21時30分頃。