2008 ランタン/ゴサイクンダ・トレッキング (4)からの続き
5日目
2008/7/24 キャンジンゴンパ (3730m) ~ チェルゴリ 中腹 (4500m) 往復
6時に起床。昨晩は空気が薄いためか何度も目が覚めてしまった。チベッタンブレッドの朝食を摂り、弁当用にもう1枚焼いて包んでもらう。ブルーポピーを見るために本日は山に登るが、子供はキャンジンゴンパに待機。
荷物をまとめて7時45分に出発。霧があたりを包み視界は悪いまま。キャンジンゴンパからしばらくはほぼ水平に進み、ランタン・コーラの右支渓を渡ると、急な上り坂が始まる。チェルゴリの尾根筋をひたすら登ると、高山植物が徐々に現れだす。途中、下りてくるポーターがいるので話を聞いてみると、日本人のグループがこの上で2泊テント泊し、これから下りてくるとのことで、この天候の中、高地で野営したらしい。
しばらくすると日本人のグループの方たちが下りてきた。ブルーポピーの様子を尋ねてみると、群生地があり沢山見られたとの事で、デジカメの写真も見せてもらう。このグループに同行しているガイドの話だと、ブルーポピーの自生地まではまだ4時間位かかるとのこと。標高は4000mを超え、息苦しさが続くが、高山病の症状は現れなかった。放牧されているヤクにも出会う。
花々を楽しみ、さらに上り続け、ガレ場を超え、ブルーポピーの群生地 (4500m)に12時10分に到着。群生地はガレ場の中に点在。ブルーポピーは霧の水分をまとって輝いている。一輪しか花を付けていないもの、複数の花を付けているものと様々。
花を見て弁当を食べ、13時に下山のため出発。一気にトレイルを下り、往路に渡河した支渓が増水していたので濡れながら渡り、キャンジンゴンパには15時20分に到着。一日中霧は晴れず、視界は悪いままだった。
ロッジは今夜も私たちの貸し切り。夕食はジャガイモとスパゲティを注文し、チーズをかけて食べる。