2008 アンナプルナ・ベースキャンプ・トレッキング (4)からの続き
8日目
2008/10/13 タダパニ~デオラリ (2970m) ~ ゴレパニ (2750m)
今朝も晴れており、アンナプルナ・サウスがきれいに望める。中国人の女の子と別れ、7時30分にタダパニを出発。200m程標高を下げ、川を渡り今度は上り坂。8時45分にバンタンティを過ぎ、さらに急な坂を上り、デオラリに10時20分に到着。デオラリには2軒のロッジがあるが、いずれもトレッキング客で込み合っている。
タダパニ側にあるロッジのご主人は羊の放牧も営んでいるが、ここでは1月に子犬を譲ってもらっている。昼食はゴレパニ側のロッジで摂り、靴下をお土産として購入。
デオラリを11時45分に出発。シャクナゲの林の中の緩やかな道を進む。しばらく行くと林が開け尾根筋に出る。ここは標高が3100m位あり、ゴレパニ、プーンヒル、シーカ、ウレリが一望でき、天気がよければダウラギリ連峰まで望めるはず。再び林の中に入り、ゴレパニには13時20分に到着。
ゴレパニも沢山のトレッキング客であふれている。2006年に宿泊したロッジに投宿し、お茶を飲んだり村の中を散歩する。ゴレパニの村の中には、お土産屋、インターネットカフェ、本屋、パン屋等たくさんのトレッキング客を当て込んだ店があり、それ以上にロッジが多い。ポカラから3泊程度で往復できるので、手軽なトレッキングコースとして人気があり、最近の治安状況の改善もあり、賑わいを取り戻している。私達はパン屋でシナモンロールを購入し、明日の朝ご飯とする。
ロッジも沢山のグループ客で賑わっている。ここまでの行程では、途中で肉料理を食べている人はほとんど見かけないし、メニューにも載ってなかった。ゴレパニは肉料理も豊富で、ロシアからの団体客が注文していた。私達はロキシーを飲み、ピザやジャガイモを食べ、食後にアップルパイをデザートにする。
9日目
2008/10/14 ゴレパニ ~ ヒレ (1475m) ~ ナヤプル ~ ポカラ
今日の行程は長いのでゴレパニを7時に出発。朝の冷たい空気が漂う林の中を下っていくが、9時30分、ウレリに差し掛かる頃になるとだいぶ気温も高くなる。ウレリの村を過ぎ、急な石段を下りて2本の吊り橋を渡り、10時40分にヒレに到着。
ヒレでダルバートの昼食を摂り、11時35分に出発。標高が下がり気温はますます高くなる。手持ちの水筒では水が足りなくなり、途中でボトルド・ウォーターを購入して水筒に補充。14時にビレタンティに到着し、チェックポストで許可証の確認を受け、モディ川を左岸側に渡ってしばらく歩き、ナヤプルに14時40分に到着。
ナヤプルから車に乗り換え、ポカラのホテルには16時前に到着。ホテルでガイドとポーターに賃金と謝礼を渡し、お礼を言って別れる。シャワーを使った後、夕食を摂りにレイクサイドに出かける。イタリアン・レストランで食べたパスタとピザはとても美味しく、冷えたビールは体に染み渡る。
夕食の帰りにはタダパニで別れた中国人の女の子と会う。
10日目 (+1日目)
2008/10/15 ポカラ ~ カトマンズ
今日も晴れており、ポカラから山が良く望めた。大きな渋滞も無く、6時間程でカトマンズに移動。
*トレッキングの移動時間には途中の休憩 (1回あたり15分程度を2〜3回)を含む。
*ダサインの時期、たくさんの外国人観光客がこの地域に入山していた。欧米人や中国人は若い方達が多く、10歳未満の子供たちを連れた家族連れのトレッカーにも会ったが、日本から来られた方は年配の方達がほとんど。アクセスの良くないネパールでのトレッキングは、長期間の休暇が必要だが、たくさんの人にネパールのすばらしい景色を見ていただければと思う。